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私の住む地域では、リンゴの秋映(あきばえ)という品種のシーズンを迎えました。 なんといってもこの赤黒い皮の色が特徴です(o^-^o) とても深い赤色はおどろおどろしくも不思議と引き込まれるものがあります。 天高い秋晴れの空と清々しいすこしひんやりした空気のこの季節にまさに映える姿です✡.* 時期の早い品種に比べると果肉がしゃきしゃきとして酸味もあり、私はとても好きです。 近年の果物の糖度至上主義が私は好きではありません。 甘さというのはほどよくありませんとね(;´∀`) 種があって果実を守るための皮がしっかりとして、いていろいろな形があり、それぞれを楽しませてもらう、それでいいのではありませんか(o^-^o) ブドウ農家さんが、種のある品種と種のない品種、種のある品種の方が断然旨味があり美味しいそうです。 ほろ苦くて青い香りがするのがピーマン、甘く肉厚なのがパプリカであり、甘くされたピーマンが少し気の毒になります(;´∀`) お隣のおじさんからクリをいただきました(๑´ڡ`๑) 切り込みを入れてから圧力鍋で少し加圧すると、小ぶりなクリはほくほくになり、父と二人で小さなスプーンで美味しいねと話しながらひとつひとつほじ『くり』ながらいただきました( *´艸`) 一番手前はギンナンです。 毎年父は地域のご高齢のおばあさまのお宅へお手伝いに行っています。 ご子息をお若いときに亡くされたご両親が栽培されていましたけれど、そのご主人も腎臓を患い、透析を受けながらギンナン農家をされていました。 そのご主人も父がお手伝いにいくようになった翌年、お亡くなりになりました…。 お小さいお身体でご子息もご主人様も献身的に支えながら農家もされてきた奥様は今はお一人でされています。 そんな奥様からの依頼を父も断ることが忍びなく、数日だけでもとお手伝いに出掛けてくれます。 せっかく実った実を収穫せずにいたら、きっと奥様の生活の気力も失われてしまうのかなと感じ、父の働きに頭が下がります。 そんな父がお手伝いから帰宅するとポケットからこのギンナンが出てきたそうです。 天国のご主人が父のポケットに入れたのかしら、なんて( *´艸`) 秋はちょっぴり寂しい気持ちにもなりますけれど、その寂しさはなくなってしまった存在に思いを馳せ、楽しかったね、あの時はごめんね、また会いたいよと思います。 それはとても貴重な時間と思います。後ろ向きだとかネガティブと言われるかもしれませんけれど、後ろを振り向くことで現在を自覚し、その次には前を見ることになると思うからです。 活気に溢れた夏のあと、少しスピードをゆるめようと思いました。
by a_schmidt
| 2018-10-05 12:24
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